「甲州」の特徴を最も引き出したワインの一つ。複雑な果実味の中に、ほのかな渋みや甲州特有の旨味が表現されています。

三澤茂計社長が、アルザスでピノグリの可能性に魅せられ、1999年に生まれたワインです。

また、日本で初めて甲州の特徴である緑色と黒色の中間のピングがかった薄灰色をした果皮の色「グリ(Gris-仏語)」の商品名で発売された商品でもあります。

甲州特有の果皮に含まれる成分を生かし、“フルーティーな香り”“爽やかな酸味”“ほのかな甘味”“ほどよい渋味と旨味”など、全てがバランス良く調和したワインを醸造し続けています。醸造用の品質の高い甲州を栽培するために、山梨県内の特定契約農家及び自社栽培 三澤農場産の甲州を使用。果汁の酸化を抑える最新鋭の圧搾機に二酸化炭素ガスを充填し、柔らかく圧搾した果汁(プレスラン)を、温度管理に注意を払い醸造しています。

発酵後は果実の風味を損なわないように繊細な澱と短期間の接触をさせています。女性醸造家として、世界に通用するワインを醸造する三澤彩奈氏の手掛けた「グリド甲州」、今年も厳しい選果作業の結果、例年より生産本数の少ないヴィンテージとなりましたが、高い酒質に仕上がっています。

<2021年ヴィンテージの味わい>

澄んで輝きのある、淡いレモンイエロー。豊富な柑橘系果実のフルーティーな香り、

ミント系の爽やかな香りが広がります。心地良い酸味があり、引き締まった辛口です。

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